引いた瞬間、冷めた瞬間

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百年の恋も冷めた瞬間！ 43年目
http://life8.2ch.net/test/read.cgi/kankon/1176819395/

700 ：1/2：2007/04/26(木) 14:03:02 ID:hcU55NqH
当時、私は大学生で病原微生物の勉強をしていた。
私の大学進学のため遠恋になったのだが、そのあたりから不潔になり、横柄になり、仕事も長続きせず、もともとピザだが更にピザになっていった。

毎日電話してきては夕方には家にいないとキレられた。
学部実習と言っても｢そんなの必要ない！｣と言って理解してくれなかった。
そういうのが積もって別れたが、彼は納得してくれなかった。
というか、手のひらを返したようにご機嫌伺いをしてきた。
一応長く付き合ってたし、円満に別れたかったので話し合いは何回もした。

そんな話し合いの場にて。
彼｢俺、●型肝炎なんだ。｣
私｢…はあ？｣
彼｢医者にもう長くないって言われたよ。肝臓がやられてて、ダイエットできないのもそのせいなんだ。｣
私｢…｣
彼｢だから最期をお前に看取ってほしいんだ！｣

何型か忘れたけど、●型肝炎は海外渡航者がたまに現地で感染するもので、
日本での発症例はない。
一応致死性もあるので、もしも彼が本当に●型肝炎ならニュースになってもおかしくない。(ほんとはうろ覚え。間違ってる可能性大。)
第一肉体関係にあった私にも発症しているはず。

701 ：2/2：2007/04/26(木) 14:04:20 ID:hcU55NqH
思わず爆笑し、上記のような内容を笑いながら説明した。
さんざん私の専攻は何かとかどんな勉強をしてるとか言ってたのに、
よりによって感染症で泣き落としかよ、と笑い転げてたら、彼はしどろもどろに焦りだした。
ひとしきり笑った後、もういいやと完全に冷めて家に帰った。

共通の知人によると、私の専攻を知ってるからこそ感染症で責めれば｢私が治してあげる！｣となるともくろんだらしい。
治してあげるとはいかなくても、同情は引けると。

んなわけあるか。
逆に底の浅さが見えたわ。
それから彼は私への当てつけに結婚した。
本当に結婚するまで何度も電話をしてきて、彼女がいかに素晴らしい女性かを延々と喋り、最後は
｢本当に結婚するぞ？お前はいいんだな？｣
と聞いてきた。
当然長続きせず離婚。

ちなみになぜ当てつけなのか分かるのかというと、彼自ら
｢やっぱり当てつけの結婚は続かないな…｣
と私に言ってきたからです。
あぁ別れてよかった。

702 ：おさかなくわえた名無しさん：2007/04/26(木) 14:07:14 ID:hcU55NqH
今考えると、うろ覚えの知識のくせに爆笑した私も痛いなぁと痛感してます。



ＨＢＶとＢ型肝炎の知識　第４版

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